
本日 『慶良間諸島国立公園』 に指定されて 海底でケラマブルーが輝きを増しました。
なんと 1987年の北海道・釧路湿原以来 27年ぶり、31番目の国立公園の誕生です。
慶良間諸島は、サンゴ礁を中心とした様々な生態系が育まれています。
世界一大きな動物、 ザトウクジラの故郷(繁殖・出産・子育て)でもあり 透明度はご覧の通りまるで空気中のようにクリアブルーなのです。
白砂の景観、多種多様な生態系 どれも地球の財産です。
国立公園の対象となるのは 自然観光資源を 『海域』(サンゴ礁・様々な生態系)・『陸域』(ウミガメの産卵地、野生のヤギ、ケラマジカなど)
有形無形の御嶽、戦跡や祭祀など 生活文化にかかわる観光資源まで含まれます。
渡嘉敷島・座間味島・阿嘉島・慶留間島などの島々に於ける 海岸から沖合7Kmの範囲が 公園区域となります。
海域3,520ヘクタールと その沿岸海域 9万475ヘクタールが 対象となりました。
国が サンゴ群集を 特定自然環境資源と指定し 『慶良間サンゴ礁保全利用部会』 を設けて、立ち入り制限など保全活動について検討されます。
地球環境の変化は 大気にも 地上にも 海にも、同じように 危機的状況を巻き起こしていますが、慶良間諸島のサンゴ礁は 温暖化にも屈せず ここ 『渡嘉敷』のあちこちで 再生を果たした原種がイキイキと 海を守っているのです。
慶良間諸島は サンゴ礁の聖地といえるでしょう。
今日は 『イキイキ珊瑚大作戦』 第2回目がスタート。更なるサンゴ礁の誕生を試みます。
おめでとうございます!
自然一杯の慶良間諸島が今後もずっと美しくありますように!