現代版戦国記



選挙が近づいきました。総理大臣が次々変わる日本。
天下を納めきれない現代版戦国時代です。
じゃじゃ~ん 沖縄は嘗て『琉球国』同じように 天下統一の戦国時代がありました。
昨日、友人と琉球の歴史話が出たので 沖縄フリークの皆様に 少しだけお話させて下さいね。
むか~し、沖縄の各地には 按司(アジ)と呼ぶリーダーがいました。
按司達の抗争から やがて沖縄に3つの勢力が 点在します。
今から500年~900年前(12世紀~16世紀)目まぐるしく争った時代がありました。
按司(アジ)は城(グスク)と呼ぶ城塞を築いて、勢力争いをします。
●今帰仁城(ナキジングスク)が拠点の北山王(ホクザン)●浦添グスクの中山王(チュウザン)●大里グスク・南山グスクを拠点とする南山王(山南)
これを『三山』サンザンと称して 戦国時代が始まったのです。
リア王物語やエジプト・世界中の歴史のように、親兄弟でも地位を巡って抹殺した時代があります。
戦国の世に『琉球王国』が誕生しました。
その頃 琉球最大の港湾都市が今の那覇。 貿易の拠点だったのです。
華人(中国人)や日本人など様々な民族との 交流が始まります。
貢唐船で貿易の担い手をしたのが ケラマ(渡嘉敷や座間味)の船乗りでした。
15世紀になると、公的な関係を築いて 大和(日本)や明朝(中国)朝鮮や東南アジア各地と貿易が広がり 琉球の名を馳せました。
16世紀になると 貿易は衰退。『古琉球』の時代が終わります。
琉球王国を築いたのは 佐敷の按司、尚 巴志(しょう はし)親子です。
こうして歴史を振り返ると(世界中) 地位や政権争いは 殺戮だったのですね。
現代社会は、命こそ安全なものの、足の引っ張り合い(中傷)ばかりの政権争いです。
なんだか 平等社会になって、我も我もと、自己顕示欲が招く政権争いね。
頭角潰しの時代になってしまった気がします。
迷いながら、良く考えて 託さなくちゃ。
口でなら 沢山夢を語れ(日本銀行は破綻ギリギリの危機でも)
未来の子供たちに 安心して暮らせる社会があるように・・・
苦労して頑張って 景気が上がる 当たり前のサイクルを忘れないように(棚から牡丹餅はありません)
投票場まで 自分で足を向けておいて『希望がもてない』と 無効投票だけはしてはいけません。
一票を真剣に考えていれましょう。 たとえ後悔するような結果になっても、選択し、迷いながら
切り開く一票なんです。 偉そうにごめんなさい。

「現代版戦国記」への3件のフィードバック

  1. かなさ~ん。いつもブログ拝見させていただいてます。毎日の楽しみです。かなさん、日本銀行が国債発行するんですよね。赤字なのに発行し続けているのわかりません。

  2. 吉田早苗さん
    お久しぶりです^^いつもありがとうございます。
    私も理解できません。スペインみたくならなければいいけど…
    日銀の2012年上半期決算は2329億の赤字(前年は1362億です)
    銀行から買い取った株式運用損益は1604億の赤字。
    外国為替関係損益は3076億の赤字。
    日銀だって、金融融和が出る度、逃げ出したい心境だと思います。
    日経新聞でみましたが、ネットで調べてみて下さいね。

  3. ブログを見て下さる皆様すみません。携帯更新なので文字数に制限があるのです。
    今、午前中の投稿を開いたら最後の方が文字制限で、途中で終わっていました。
    仕方なく写真を消して文字を入れました。

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