沖縄のお盆事情



昨夜 23時お盆最終日、皆が集まるとワッサワッサ(スタッフ皆、沖縄のお盆を体験)ウサンデーをすると、いよいよ暗いマックスに入りました。
黒の平べったいお線香(ヒラウコー)は沖縄独自の物です。それを15本(12支、天・地・海)をたてると 皆で御先祖様と 最後のお別れです。
お線香が消えてから、ボールにお茶・お酒・お供え物の一部を入れて、ウチカビ(あの世のお金)を燃やします(御先祖に豊かな暮らしをしてもらいたいので)これは何処の家も同じ現象
ゴホゴホ煙りを浴びて、外へ出ます。
西の方角に向って ボールの中身を出し
『マタン、ヤータンメンソーチクミソーリ』(また来年いらして下さい)
ウークイ(お見送り)ができました。
た〜くさん 片付けをして バタンQ。
国吉は昔3兄弟。子孫がいるのは家だけです。
家のお祖父ちゃんが建てた 小さな屋敷が点々とあるので 、淋しくならないように  お食事・おやつ・お供え物を クミさんと2人で3ヶ所巡りしています。(汗ビショ。でも食いしん坊だから痩せない┐(-。-;)┌)
中学時に文通仲間だった首里の友人が多いのですが、20年前頃から あの首里では 行事が変化してきています。
那覇の友人も お重箱は注目して、おかずは家族の好物だけを並べる、最近ではお盆でも次男三男になると 実家に戻らず、仕事をしていたり、2泊の旅行に出る人もいます。
沖縄でも全国と同じ、地方の風習形態は、都心部から 様変わりしてきました。
理由の1つは、 県外と同様に 生活がせわしなくなったこと
1つは、昔 お盆のお供え物が 待ちに待った御馳走であったのに、今では食が贅沢になったこと
また1つは、県外からのお嫁さんが 圧倒的に増えたこと
近年、沖縄でも 冠婚葬祭がない限り、親戚縁者が顔を合わさない 何かと気ぜわしい時代になりました。
渡嘉敷島では 風習通り執り行っていますが、子供が里帰りせずに お婆さんだけでお盆をする 家も増えていて、将来 お嫁さんが どのように 捉えていくかは 何とも言えません。
私はお刺身とチョコとメロンにシュークリームでしょ…やっぱり、あの世でも 食いしん坊だわ。
σ(^^)

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