雲一つない秋晴れ
風はあっても 心は錦
この数週間 島の運動会は 3回目です。
昔は 観光地の機能も 夏休しか稼動していなかったので 残りの10ヶ月 沢山 時間がありました。
渡嘉敷島は3地区に分かれて 切磋琢磨 一年の大会に向けて 運動能力を発揮する場だったのです。
種目は高跳び 幅跳び 800m 400m 長距離 短距離とスパイクでの 記録更新を目標とした 陸上競技級の大会でした。
7種目出場していた 『リーフイン国吉』の創業者故・国吉 栄さんの 7個の記録トロフィは 既に風化しています。
19年前 突然の死去に島中激震が走り
その年の大会は中止
以後 種目内容が変わりました。
当時 野球に於いても 渡嘉敷青年会は 沖縄試合を経て 九州大会に出場する程 強いチームだったのです。
以前は スポーツを楽しむ時間が 沢山あったんですね。
やがて 沖縄が観光地として発展して 観光業務が規則正しく 続くようになった今日
運動会に参加したくても 仕事の合間を縫って顔を出す 様変わりとなりました。
嘗ての運動会は 体力増進させる原動力になっていたのです。
今日では 出場した後に 職場に戻る人や 那覇に出る人など 慌ただしくなってきました。
種目内容も参加者の変化も 少しずつ 時代の変化が出てきています。