旧暦3月3日


今日は 浜下りでした。
アハレンビーチの前に浮かぶ無人島 ハナレに渡りました。
旧暦の3月3日
沖縄では 大人の女性が 浜辺の潮に 手足を浸して不浄を清め 健康を祈願する行事です。 
干潮に潮干狩りして  炊いた貝や魚を 食べて遊ぶ行事です。
昔は 海を拝むユタを中心に アンマー(お母さん)が この日ばかりは昼間から 泡盛を飲んで 顔を紅くしながら カチャーシを踊っていた記憶があります。
日本の平安時代は 野山で薬草を摘んできて
その薬草で体の汚れを祓い“健康と厄除け”を願う行事をしていたそうです。
宮中で流行りだした 紙の着せ替え人形で遊ぶ「ひいな遊び」が流行り
やがて 災厄を人形に移して川に流す 「流しびな」 となりました。
室町時代になると 流し雛から 絢爛豪華な“お人形”を飾るようになったそうです。
江戸時代になると 庶民に広がって 今の「ひな祭り」となったとか。
近年 沖縄のデパートやジャスコ等にも 雛人形が 並ぶようになりました。
やがて島の3月3日も  お雛様を飾るようになる事でしょう。
5月5日
鯉のぼりが 島の空に泳ぐようになったように…
と ワタシの雛人形に話ました^^。

「旧暦3月3日」への2件のフィードバック

  1. ということは、まだ島では女の子がいるご家庭でも「雛人形」を飾る風習がない・・・ということなんですか。へぇ~知らなかったです。かなさんはお嫁入りのときに、雛人形を連れて行ったのですね。湿度が高い土地だと保存がたいへんでしょう?
    そういえば、愛媛県では七夕が8月だったのでびっくりしました。「いつまで笹とってあるんだ!?」と思ったら、準備前の笹でした。

  2. ワタシのはケース入りの小さなお雛様。綾乃がいるので^^。島の家々で飾られているか 分からないけど、この4〜5年で鯉のぼりの数が一気に増えたので所謂、内地式が行事としてではなく、ポピュラーにお目見えしてきています。昔は行事にこそ総出して朝まで呑めや唄へ 日常が暇だったんです。でも 現在は仕事があるので生活から変化してきています。多分 行事まで 観光の一つに変化していきそうです。

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