山を眺めていると 緑色の木々の奥で 白い岩が動く事があります。
実は ヤギなんです^^。
渡嘉敷島の山には 野生のヤギが生息しているんですよ。
子ヤギが ヒョッコリ道に迷ったらしく 民家で飼われていました。
ずぅっと昔 家でもヤギを飼っていたんですよ^^。
名前はナナ
普通 ヤギは草を食べるのに ナナはお煎餅も食べました。
ヤギの成長は早くて 瞬く間に大きくなった ある日
ナナが忽然と いなくなったのです。
ヤギ料理は 絶品ですが 家では 誰もヤギを食べません。
遠くから 独特のヤギの臭いがする日は 切なくなったものです。
母に 「家のヤギじゃない?」
と聴くと
「違う。 山をみてご覧 動いている岩がナナだよ。」と言いました。
随分 大きな子供の私でしたが(笑) 母の言葉を今でも信じています。
今日では アハレンで ヤギ料理を食べる事が 殆どなくなりました。
ヤギ料理が好きな人には 申し訳ないけれど 良かったと 胸をなで下ろしています。
豚でも牛でも 同じですが 飼ってみると 情がうつってしまって 家族の一員になってしまいますよね。
島にいらしたら 山の景色をチェックして下さいね。