“夏”色


雨露に煙る 山々
草花は鮮やかに潤って
一瞬の憂いを取り戻し
目の前に広がる海は
心ひきつけて止まない
三つの夏
「初夏」「梅雨」「盛夏」
爽やかな風薫 初夏が過ぎて
まったり 体沈む梅雨
こうして 幻想的な霧雨の海を前に
地上の重み
全てが消えていき
盛夏を待つ

「“夏”色」への4件のフィードバック

  1. 昨日の雨でトタン屋根が大合唱していました(宿はコンクリートです)
    とかしきも太陽が笑っています。

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