変わってしまった東京事情



去年から両親のことで 上京するようになりました。
今回は 家の引っ越しです。
そう 沖縄に向けて。
道々 郷愁をさ迷うような 懐かしい感じ… この雰囲気
そうか!節電が齎す 安らぎかも(不思議な安心感というか。これでいい。なんて思っちゃう)
 
さて
昔 昔ね。 あるところに 活発な少女がいました。(あ。可愛いね)
小さな頃から 木登りが 大好きで ガキ大将すら登れない 大木に登っては 大騒ぎになったものです。
大木の枝は あまりに高くて 隣の木に登り ギリギリ頂点から 大木の枝に 飛び移ってぶら下がります。
度胸試しで 何人かの腕白が挑戦して 下に落ちて骨を折り 大人をカンカンにさせた昔。
小さくても 瞬発力と背筋を備えていた 女の子は 1度も転落した事がありません。
大木に登ると 上を目指して 太い枝の付け根まで登ると ゆっくりお昼寝するのが とても好きでした。
誰にも邪魔されず 誰も来れず 木々の葉に染まって 大地を見下ろし
高く高く 空  風 が まるで細胞を通り抜ける いい気持ち。
ただ 大事となって その子の母は どんなに心配し どんなに世間に恥ずかしかった事でしょう。
必ず 人々が集まり 消防隊がきて レスキュー梯子から降ろされるのです。
とうとう 大工さんが 竹馬の竹を つないで 梯子を作りました。
誰かが発見すると 木の上に呼び掛けて 降ろすのです(子供の体重以外では壊れるから)。
今 大木があった場所は 舗装され公園に変わっています。
子供の姿は 全くなくて 犬の散歩ばかり
外で遊んでいる姿が ないのです。

「変わってしまった東京事情」への8件のフィードバック

  1. 私も子供の頃、木登りが大好きでした。
    私のお気に入りは公園の大きな梅の木でした。
    梅の花が咲く時期には、花の香りに誘われて、
    一日中を木の上で過ごしました。
    木の上から下を通る人をじっと観察すること、
    水筒と本を持って、本を読むこと
    が好きでした。
    大きなしっかりした枝があったので、
    引っ越してからも、大人になってからも、
    花の頃にはしばらく通いました。
    今は区画整理の一環で公園も整備?されて、
    その周りの柿の木も竹林もなくなり、
    (柿をとる為に柿の木にも良く登りました。)
    終いには梅の木もなくなってしまいました。
    この記事に書かれた事は良く解ります。
    木登りも出来る、
    子供の遊ぶ公園の何と少ないことか!!
    日本人は新しいモノと引き換えに良いモノまで失くしてしまったように思います。

  2. 今だから話せるのだが、、、
    あの、皇室関連の広大な土地のちょっとした森に
    木登りが昂じて、ツリーハウスぽい
    宇宙基地(?当時ちょっとした宇宙空間だったのでしょう)を作って
    子供等仲間内で遊んでいました!
    今もその木を見る度に
    嫌な汗が出ます!
    今なら間違いなく大問題ですからね(苦笑)

  3. あーやさん
    全くその通りです。子供が伸び伸び遊べる環境が消えています。秩序があってキチンと整頓されている公園。
    私も柿の木にも登りました(簡単に折れるから一瞬の柿もぎしてました水泳とかサッカー・ゲーム機や塾に変わって
    自然は感じる物から 眺める物に変わってしまいましたね。

  4. がんばるさん
    なんて素晴らしい基地だったのでしょう。
    最高の思い出ですね。
    一緒に宇宙基地に加わりたかったです。
    子供の頃はスリルをくぐりぬけて 陣地を造る為に 色々工夫しましたよね。
    スタンドバイミーですね。

  5. 私も子供の頃同じような事してました。大きな銀杏の木に登ったり、竹林で基地をつくったり今では、その竹林も銀杏の木も姿を消してしまいました。そして、夕方遅くまで元気いっぱい遊ぶ子供達の姿も…。私達が遊んだその場所が削られマンションが立つと決まった時は、とても寂しく感じたのを思い出しました。

  6. 木登り
    うちの子らも大好き
    新宿まで15分の都内でありながら、昭和の香りがする自然に恵まれてます。
    のびのび遊ぶ小学生を見ると安心しますね。

  7. 福田直美さん
    外遊び 郷愁ですよね。仕方ないのでしょうけど 今の子供達の外の大地や草木 昆虫・・汚れる事から離れていて もったいないですよね。

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