高校の頃(美しき女子校時代)
寄り道する時は、生徒手帳に父兄の届け書きを記し、学級担任の認め印を押してもらわなくてはいけない。
怖かった校則も3年生にもなると、勿論守る訳がなく
お腹の空いた ユンタクタイム(友との お喋り)に 甘味店に寄るのが とても楽しみだった。
あの頃 今 注目の不二家が、私達のおやつ道場で発育盛りの胃袋には たまらない極楽道だった。
徘徊の先生に出くわせば 即刻 休学させられてしまう。
スリルと隣合わせの 寄り道小道。
食欲旺盛のワタシとは違って 気のいい友人は、パクパク食べるワタシの横で毎日 飼い猫の話をするのが楽しみで付き合ってくれていた。
写真を見せながら ちょっと興奮ぎみに捲し立てる。
どの写真を見ても 普通の猫で 敬愛ぶりは度が過ぎていた。
心の中でワタシは…猫は猫でしかない、と思っていたものだ。
逆に友人はパフェだのプリンだのと食い気一本のワタシに 度が過ぎたデブめ!…と思っていたに違いない。
それが 今ではどうだろう
家の猫(野良)を 写メで撮りまくり
待ち受けにしたり どうしたものかと 留守を思いやる。
ヤダヤダ ハマッてる
いけない いけない
と思いつつ 写メを見て ニタ〜っとしている。
かくして…道場食いはそのまま。
W’sダブルスになってしまった (..;)