

渡嘉敷島の至る所に ハイビスカスが咲いています。
港から出発して渡嘉敷区の民家を過ぎていくと 各家々の庭から 淡いピンクや真っ赤なハイビスカスが 目に入ってきます。
やがて 水田道に繋がると 道端に野生のハイビスカスが 真っ赤な笑顔を見せて “メンソーレ”とばかりに、輝いています。
急勾配の迂回した山道を登りきると、右手の眼下に 目の覚める西海岸“渡嘉志久”が広がり、ケラマ海峡の向こうに、座間味の島々が望めます。
風光明媚な景色の左側には、爽やかな風を受けて ハイビスカスが微笑んでいるんですよ。
台風がきて 潮風に打たれ 無惨に茶色と化して一見枯れた。と思うと、なんと 小さな青葉が 一生懸命 顔をだしてくるんです。
再生まで 淋しく殺風景な枯れ野を感じますが、水まきも肥料も貰わないのに、 いつの間にか 赤い花が 華やかに咲き始めます。
灼熱の太陽にも、寒い北風にも 耐えて 色を保つハイビスカス。
希望の赤。優しいピンクが 私達に力と安らぎをくれます。
ハイビスカスの島。渡嘉敷島は 不死鳥の花、ハイビスカスに 元気をいっぱいもらっています。