ノスタルジー


昔アハレンの西側のビロー林の奥に 家の売店がありました。
父がアイスキャンディを売っていたのです。
売店ですから おにぎりや飲み物も売っていました。
でもアイスキャンディの事だけが 強く記憶の奥にあります。
サカエさんと私
お手伝いをした 汗だらけの売店の記憶
音をたてながら 首振り扇風機がなっていました。
あまりの暑さに脳も溶ける頃
アイスキャンディが食べたくて食べたくて
でも父に 自分から食べたいなどと 言えませんでした。
昔は物流が不便でしたから 貴重な冷やし物です。
憮然とした父は 鋭い厳しさがありました。
ある猛暑の日 蠅取り紙が 上からぶら下がっていて
父の白髪に ベッタリとつき
大騒ぎになった事があります。
父の悲鳴に近い 蠅取り紙との格闘の中
アイスキャンディを取り出し
かぶりついた私達
父の格闘を
ボーっと眺めていました。
脳がシャキッとする
美味しいアイスキャンディ
二人の目と目は 笑っていました。
あれは 悪い事だったのか
ことな(大人と子供をミックスした)私達でした。
遠い昔の懐かしい記憶の一齣です。

「ノスタルジー」への2件のフィードバック

  1. かなさん
    今日は本当にお世話になりました~
    「あ!あのハエ取り紙だ!」
    と、なんだかくいついちゃいました!
    本当に自然がきれいで、親切な人がいっぱいの渡嘉敷島!
    初めてだけど大好きになっちゃいました♪
    今度は遊びできますので、よろしくお願いします(〃∀〃)♪

  2. あっという間の滞在でしたね。お天気が今一つでしたから。
    でもお帰りの時の満足そうな笑顔を見て、私も嬉しくなりました。また次回オフ会楽しみにしています。

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