ニライカナイ




琉球の頃から 沖縄では 東の海の 遥か彼方を 『ニライカナイ』と呼びました。
アハレンの浜辺は 東から太陽を 臨み
西に見送る 南に面しています。
写真は島の東南東から ニライカナイを 眺めています。
さて昔、琉球王府からみる 冬至の朝日が昇る方角に
斎場御嶽(セーファウタキ)があります。
『ニライカナイ』に一番近い島として 久高島が神聖の地と言われました。
琉球王朝時代に神女引きといって(祝女10名)男子禁制で
12年に1度 イザイホーという儀礼がありました。
現在は 伝承する女性が揃わなく もう行われていません。
 
『ニライカナイ』は 命の根源としての根の国とし
神聖な神国に通じる摩訶不思議 未知なる世界だったのです。
『ニライカナイ』素敵な響きではありませんか。
今朝も 東の海へ
『海の安全』を念じ 合掌する 1日の始まりです。

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