クジラの聴覚


クジラは人間と同じ哺乳動物です。
だから肺で呼吸をしています。
3月下旬までが ホエールウォッチングの最盛期ですよ。
クジラの聴覚はとても発達していて 皮下に 管器が埋没しています。
ですから ほんのわずかな水の振動でも 感知するんです。
また ザトウクジラは 15~35ヘルツといった超低周波の音を出しています。
低周波は海中での伝播損失が少なくて 遠くまで音が響くそうです。
米海軍がソーサス(水中音響哨戒網)で
数百キロ以上離れた場所の クジラの声までキャッチしました。
固体ごとの声を判別するのも可能なんですね。
クジラが凄いのは 自分が発した音で 自分の位置や進む方向を確認している事です。
クジラは音を利用して 海図を描き 自分たちの回遊ルートを見つけ出しているようです。
毎年 迷わずに 遠くアラスカ方面やベーリング海峡から 回遊してこれるのは 何故かわかりましたでしょうか^^

「クジラの聴覚」への2件のフィードバック

  1. くじらってすごいんですね。体内にナビゲーションシステムを内蔵しているなんて。方向音痴でなかなか道が覚えられないわたしは羨ましいです。

  2. クジラから低周波音がでるだけでも凄いのに、キャッチして位置確認をするなんて知的ですよねぇ。 より:

    >2013年03月10日 09:47
    >えみ
    >くじらってすごいんですね。体内にナビゲーションシステムを内蔵しているなんて。方向音痴でなかなか道が覚えられないわたしは羨ましいです。

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