渡嘉敷島の浜下り



今日は2日目、午前中は体育協会主催のハーリー戦でスタートです。
渡嘉敷港から3チームで競います。
旧暦の3月4日(新歴の4月3日)トカシキの浜下りでした。
昔と少しずつ行事の内容が変わってきました。
女性の年齢に関係なく、この日ばかりは男性が見守ってくれるというか…昔の女性は今のように自由がなかったのですね。
浜下りの日は、楽しく浜辺で潮干狩りして、後からお弁当を食べて唄ったり踊ったりして楽しく遊ぶ行事でした。
それが、少しずつ参加者や潮干狩りに出かける人の数が少なくなってきました。
3月3日というと、日本では桃の節句ですね。
嘗ての日本も平安時代、この日ばかりは女性を中心に 野山で薬草を摘んできて、その薬草で躰の汚れを祓い 健康と厄除けを願う行事だったそうです。
元々は宮中で流行りだして、和紙の着せ替え人形で遊んだ『ひいな遊び』が広がって、やがて災厄を人形に移して 川に流す『流しびな』になったんですって。
室町時代になると 流しびなから、絢爛豪華なお人形を飾るようになったそうです。
江戸時代になると庶民に広がって、今の『ひな祭り』になったそうですよ。
沖縄のデパートやジャスコにも、お雛様のお人形が並ぶようになりました。
でもね。今、渡嘉敷島では、新と旧の真ん中にいて。
外に出て(港の待合い所で)隣近所が顔を合わせてワイワイ、新赴任の先生の挨拶や新駐在所の挨拶を聴きながら、お弁当を食べ始めました。
やがて三線の音色に太鼓が音頭をとって、唄が繰り広げられ皆楽しそう。
ふと思う、年配者の中に混じる、若者の時代が遠からずやってきます。
いつか雛人形を各家庭に飾って 昔はね、と浜下りの話をする日がくるかもしれません。
でもね〜、潮が一番ひく時期だから、行かなくちゃ。
なんてったって海の幸が、メチャメチャ美味しいんです。
日本中、少しずつ年をとる。ヤングシルバーのパワーが炸裂です イヤサッサー!
早くiPS細胞が、若返りをさせてくれないかしら(星に祈りを)

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