グソー(あの世)の お正月デービル。
先週 御先祖様のお墓を掃除して スッキリ(沖縄の場合、自分の行きたい時に自由にお墓参りができません)
沖縄の行事は 殆ど旧暦で行われます。
お重箱に お供え物を奇数(三枚肉、コブ、蒲鉾、魚天ぷら、牛蒡、カステラ蒲鉾、コンニャク、揚げ豆腐、餅等々)
盛り付けが済むと、今日は唐揚げも お皿に並べました。
生前父から 何度も何度も 『もう供え物には 飽きたから、煮しめは喰わんよ。正月も盆も ケンタッキーにしてくれ』と頼まれました。
ケンタッキーは 買いに行けなかったので 美味しいチキンタッタを作りました。
『お父さん これでいい?』(ありがとう。わしの大好物だ)
『でもさあ。御先祖様がこの嫁、けしからん!』て怒ったら嫌だから、ちゃ~んと お爺ちゃんお婆ちゃんに 説明してよ。
カキンと冷えたジョッキに 主人の好物のビールを ジュワジュワっと注ぎ
お線香(平べったく六本筋が入った長方形を半分に折り)を 供える。
(ありがとう。カナサンドゥ。愛しいよ)
ウチカビ(あの世のお金)も沢山並べて おまけにもっと並べて。
暫くしてから ウサンデイ(お供え物を頂きながら)
ジョッキをグビリ ああ苦ッ。
クー! すると母が(ワラバーヤ。 チブルガヤムンド。子供のくせに頭が痛くなるよ)と笑っていました。
1人で天国の皆と話す。毎年来る『あの世のお正月』
後何年継承されていくのか分からないけど・・・ま.シムサ(いいさ)。
私は シュークリームがいいな(天国に行ったら、御先祖様をズラリと並べて時代が変わった事を、しっかり伝える)
今年も終了。今日から辰年。天に上昇する龍の勢いは 崇高に気高く きっと 良い方向に渡嘉敷島を 導いて下さいと祈る。
母は 辰の人だった。
働き者で いつも豪快に笑い かなりの太っ腹だった。
父は 兎の人。几帳面で精密機器に詳しく、典型的な長男の甚六。酒飲みだった。
主人は 猪の人。
決断力・判断力にたけ スポーツ万能 2枚目だった。Qoo素敵。
素敵なお正月を迎えたんですね。行きたい時にお墓参り出来ないのには驚きました
でもかなさんがふとご先祖様に想いを馳せる時はきっとそばにいて何やかんや(?)言ってるんだろうと思います。たくさんのご馳走と、かなさんとの交信にきっと大喜びでしょうね
角〇娘さん
ありがとうございます。私は主人と今も人生を歩んでいると思っています。屋根の下に守られて^^たった1つ気になるのは、私の方が年上になっちゃった事
素敵ですね。かなさんのぶれない生き方はバックに強力な応援団がついているからなんですね。ときに、みんなと話したり意見を聞いたりされているんだろうなぁ、と思いました。温かい気持ちになりました。二枚目のご主人、ペンションに飾ってあるお写真でしか存じ上げませんがきっと素敵な方だったんでしょうね。お母さんの沖縄弁、嫁いだばかりのかなさんには外国語なみに難解だったんじゃないですか?
えみさん
不思議なんですが、初めて沖縄に来た時からウチナーグチ言葉がだいたい聴きとれたんです。
英語は全くダメ、選択した第2外国語の独語も全くダメなのに、スーッとなんとなく分かったんです。不思議です^^。